●トレーニング日誌の必要性
トレーニング日誌をつけている人はどれくらいいるでしょうか?
おそらくかなり少ないと思います。
もしも本当に強くなりたいのであれば日誌をつける習慣をつけましょう。
しかし日誌の必要性が本当の意味で理解できていなければ長続きはしません。
最近アスリートの子たちの日誌を見ていても習慣としてただ書いているだけ、もしくは書くことが目的になっている子が多いと思えたので今回は日誌の必要性についてみんなで考えました。
まずは5分間各自で日誌の必要性を思いつくだけ書き出してもらいましたが、やはり一般的な答えしか出てきませんでした。
しかしこれも以前に同じようなことを行ったことがありその時に出た意見を言っているだけのようで成長が見られず残念でした。
そして自分以外の子が考えている意見を聞いても発想が膨らまないようで新しい意見もほとんど出ず、考える力の無さも痛感しました。
トレーニング日誌を毎日書くのはとても大変なことです。
おそらく『日記を書こう!』と思い三日坊主だった経験は誰にでもあるでしょう。
夏休みの日記も最後にまとめて書いたりしたものです。
これも日記を書く明確な理由が無いからです。
もしも書くことを苦痛に感じたらそれは必要性を理解していないか、本気で速くなりたいと思っていないからです。
速くなりたい!という気持ちと必要性を理解していれば毎日自然に書くのがトレーニング日誌です。
時間が無いというのは言い訳でしかありません。
テレビを観る時間はあるはずです。
トレーニング日誌はその人の成長記録であり競技を続けて行く上でとても貴重な財産になります。最初はどんなものでも構いません、みなさんもトレーニング日誌つけてみて下さい。