昨日は小学生クロスカントリーリレーの東京都代表選考会でした。
レギュラー全員が自分の持っている力を出し切った(全員が大幅なベスト記録更新!)第3位だったと思います。
まさにこれがリレーや駅伝の素晴らしさではないでしょうか。
私は子供の頃『何故自分のためには努力できないのに、誰か他の人のためだったら努力ができるのだろう?』とずっと疑問に思っていました。
そして子供ながらに悩んで出した答えが“人は自分の存在意義を探しながら生きているのではないだろうか?”でした。
その考えは大人になるに連れてより明確なものになり、いつの日からか意識的に自分の存在意義を探しながら生きるようになりました。
その結果、今は教え子たちの動きが変わり、結果に繋がり、本人だけではなくお父さんお母さんなど周りの人までが笑顔になる。
まさに自分の存在意義がここにあります。
子供の成長過程においてチームスポーツはとても素晴らしい教材になると思います。
サッカーで言うならば自分のシュートや自分のアシスト、または自分のファインセーブがチームの勝利に貢献できた時の喜びは子供にとってもの凄く良い経験です。
昨日の駅伝も一人一人の大幅なベスト記録更新によって掴んだ3位。
これもメンバーの一人一人が頑張った結果であり、一人も欠くことができないレースでした。
このような経験こそが、自分の存在意義を無意識に模索している子供にとっては必要なのです。
自分の頑張りが他の誰かに大きな影響を与えるという経験、これを多くの子供に体感してもらいたいですね。
そのことが利己主義な大人を減らし、平和な社会を作ることにもつながるのではないでしょうか。