8月19日(土)は高原一希が80mHで全国大会に出場するため、日産スタジアムへやってきました。
2003年に初めて全国大会出場を決めたときは、15年も連続して出場することは考えていませんでした。
ただ一生懸命に突っ走ってきた15年間のような気がします。
では、節目の15年目となる2017年の全国大会はどのような結果になったのでしょうか。
実は今回のスタートリストを見ると、一希の資格記録は圧倒的に速く、全国ナンバー1でした。
ただし各都道府県大会から全国大会に向けてみんな仕上げてくるので、この資格記録は単なる参考程度にしかなりません。
予選スタート!
あっ!
絶句…
スタートの大幅な出遅れでサポートのみんなは応援を忘れてしまいました。
しかし、そこは資格記録トップの実力でカバー。
組1位、全体3位で予選通過。
ということで準決勝のアップはスタートから1台のアプローチに重点を置いて練習。
準決勝のアップも問題なし。
さぁここからが勝負!
準決勝スタート!!
え゛ーーーーーーーーーーーー!!
埋もれて見えない・・・
しかしサポートメンバーは予選の反省を生かして、一生懸命声を出して応援してます!
どうなったのでしょうか???
ヒヤヒヤしながら結果を見ています。
おー!
タイムはあまり良くないものの、普通に組1位の全体4位で決勝進出!!
ハードリングやインターバルでは全く負けていないものの、予選・準決勝で完全に出遅れていることでトップタイムを出せていない。
再度スタートだけ確認するためサブトラックへ。
とうとうやってきました。
決勝前の静かなサブトラック。
もう硬くなって出遅れるのはある程度覚悟して、出遅れてもすぐに取り戻せるようにスタートの加速力で勝負することに切り替えました。
『勝つぞー!』
チームメイトと円陣を組み、決勝の招集へ送り出しました。
『ハードルはおともだちー!!』
という、不思議なかけ声がかかっています。
さぁ決勝スタート!
少し出遅れているけど、これは想定内の出来事。
大丈夫!勝負はここから!!
ギャーーーーーー!!!!!
バランスを崩し転倒寸前!!
想定外の出来事が起きてしまいました!
【動画はこちら】
立て直して無事にフィニッシュできたのか!?
みんな祈る気持ちで結果待ち。
想定内の出来事から一転、想定外のアクシデントが起き、転倒してしまいそうでした。
そこをよく踏ん張って転倒せずにフィニッシュしたと思います。
それも2位で。
『かずきー!おめでとー!!』
今日のようにみんなで一希を支えてあげられたことがKMCらしさだと思っています。
きっと一希も心からみんなに感謝しているのではないでしょうか。
今日感じた仲間に対する気持ち、これは絶対に忘れてはいけませんよ。
サポートに来てくれたみんなは一希のおかげで色々なことを学びましたね。
それもチームにいたからこそ経験できたことです。
こんな経験の場を提供できたことが指導者として、とてもうれしいです。
お疲れさまでした。