今日の読売新聞朝刊に“鈍足 今の男の子”という記事が載っていました。
記事によると9歳男子の50m走の平均記録は20年前の同年齢女子の水準にまで落ちたそうです。
そこに載っていたグラフを見ると本当に急降下という感じでした。
男女共に1987年がピークで男子9″28 女子9″62
男女共に一番遅かったのは2001年で男子9″84 女子10″04
小学生は子供らしく外で友達と遊ぶことも人格形成には欠かせないことだと私は思います。
そのような観点からこの記事を見ると、最近の少年犯罪の急増もうなずけるような気がします。
少々乱暴な言い方をしてしまいましたが、やはり子供の頃は子供らしく元気に外で遊ぶべきではないでしょうか。
おそらくほとんどの方がこの意見に賛同して頂けると思うのですが、一方では遊ぶ場所が少なくなり、治安が悪化してきているために家の中で遊ぶしかないという現実・・・。
こうなってしまうと悪循環ですね。
しかし先ほどのグラフが実は2001年を境にまた上昇してきているのです。
これを見た時に私は文部科学省が2000年に公表したスポーツ振興基本計画を思い出しました。
これは全国各市区町村に少なくとも1つは総合型地域スポーツクラブを作ろうというものです(KMCを立ち上げたのも実はこの年)。
このまま子供たちの体力が上昇し続けるかどうかはわかりませんが、特に東京都の子供たちは地方の子に比べて体力が無いのは小学生陸上を見ていても歴然です。
このように考えていくと現在自分の行っている仕事が社会の中で重要な役割の一端を担うのではないかと感じた記事でした。
いきなり最初からこんなことを書いてしまいましたが、このブログにはもっと日常的なことも書いていきたいと思いますので宜しくお願い致します。