KMC陸上クラブ

府中市民陸上競技場を中心に東京都多摩地域で活動している小学生・中学生・高校生対象のジュニア陸上クラブ(陸上教室)です!

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スポーツ選手にとって才能とは

スポーツ選手にとって才能とは

前回“夢”について書きましたが、今回も続きのような内容の“才能”です。
自分にはどんな才能があるのだろう?
才能なんて何も無いんじゃないだろうか?
誰もが若い時はこんなことで悩んだりするものです。

陸上選手であれば瞬発力・跳躍力・持久力、調整力などを生まれながらに持っていれば“身体的才能”がある選手と言えるでしょう。
しかし、この身体的才能があったとしても陸上選手として成功するとは限りません。そこにはもう一つのとても大切な“才能”が必要だからです。

ジョン・レノン(知らない子もいるかな?)がピッタリの言葉を残しています。
『根本的な才能とは、自分に何かができると信じることだ』

まさにこれだと思います。
自分を信じるというのはとても難しいことです。
これが出来なくて夢を叶えられなくなる人が多いと思います。
他人から見てどんなに才能に恵まれている人でも自分を客観的に見ることが出来なければ自信など持てないでしょうし、才能があると思っていたからこそ挫折して夢を諦めることもあるでしょう。

私がアスリートの子供たちに対して言うことは
『世界中に同じ夢を追っている人間はたくさんいて、常にふるいにかけられている、夢を叶えたいならばふるい落とされないように最後までしがみつけ!最後まで残った人間が夢を手に出来る!』
または
『夢は裏切らない、人間が夢を裏切っているだけだ』

こんなことを言うと才能も無いのに夢ばかり追いかけていても時間の無駄だ!
人生諦めも肝心なんだ!と怒られてしまいそうですね。
もちろんただ単に無謀な夢を追い続けろと言っているわけではないし、不向きのものを追い続けろと言っているわけでもありません。
冷静な判断力と、正しい努力の方向性は必要です。
努力も正しくなければ夢は遠のくだけでしょう。

ただし、夢を掴んだ人たちは何度挫折を繰り返しても、どんなに結果が思い通りにならなくても、どんなに周囲に反対されても、決して諦めなかった人たちではないでしょうか。
どのような夢であれ簡単に叶う夢など一つもなく、自分ならば出来る!という自信や、自分にはこれしかない!という覚悟、これを持てる人間が夢に近づける“才能”の持ち主だと私は思います。
特に日本人は謙虚に自分を低く評価し過ぎる傾向にありますね。
みんなは自分の可能性を信じて突き進むことができますか?


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